長谷ますみ先生には2023年10月横浜での国際歯科大会で初めてお目にかかりました。
私の講演を聞いて頂いた後に、ミントセミナーの講師にお声がけして頂きました。
日程調整などメールで連絡しておりましたが、数週間後に「ハイエンドなSRP臨床」のPDFが送られてきました。
まず驚いたのは、NDL mint-seminar の受講者の皆さんが素晴らしい臨床を実践されているということでした。
最上級のSRPを実施するための歯科衛生士の技術力・人間力を育成する教育プログラムからも長谷先生のSRPにかける並々ならぬ強い思いが伝わってきます。
症例写真もX線写真も大変きれいなお仕事をされていて、本当に素晴らしいと思いました。
「SRPで大切なのは刃先のエッジを感じ取ること」と同じことを30年以上も前に、Henry Takei 教授（UCLA）から教わったことがあります。
Takei 教授は「歯科衛生士はshoe shinerでは駄目なんだ」と笑っていっていました。
私達が提唱している「上皮性付着は結合組織性付着に置換される」という考えもハイエンドなSRPが基本的条件である、と改めて認識しています。まさにNDL mint-seminar のSRPは世界基準だと感じます。
令和の歯科医療を担うのは間違いなく歯科衛生士さんです。「ハイエンドなSRP臨床」を実践できる歯科衛生士さんがNDL mint-seminarから多数輩出されますよう祈念いたします。